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基本の

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バウムクーヘン。

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kinowa/きの輪について

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基本に忠実に。

きの輪はバウムクーヘンの本場ドイツの基準に基づきながら、長年のバウムクーヘンづくりの経験を活かし、試行錯誤の末に作り上げたバウムクーヘンです。ドイツの伝統と日本の繊細な感性が生み出す、基本に忠実な本物の美味しさをお届けいたします。

伝統が教える美味しさの理由

ふんわりとした食感は新鮮な卵をしっかりと立てる。なめらかさにはバターと生クリームだけを使う。しっとり感は生地の水分を活かした絶妙な焼き加減で。これらを小麦粉が支え、そこにアーモンドプードルの旨味、ラム酒の高い芳香とバニラの柔らかな香りが加わる。伝統を紐解くと、全ての素材には役割があり、そこには美味しさの理由がありました。

きの輪が考える無添加

きの輪は、製造の効率性や経済性のための乳化剤や膨張剤、マーガリン、ショートニング、植物性油脂、合成香料を一切使っていません。手間はかかりますが、それらに頼らず作るバウムクーヘンには、何にも変えがたい自然な美味しさがあります。無添加を目指した訳ではなく、美味しさを求めた結果が、無添加という答えでした。

つい口に運んでしまう自然なおいしさ

ドイツには国立ドイツ菓子協会が定めるバウムクーヘンの基準があります。「決められた生地の配合比率」「使う油脂はバターのみ」「膨張剤は使わない」。ドイツでは以上の条件を満たすものだけがバウムクーヘンを名乗る事ができ、きの輪はこの基準に基づいています。ついつい口に運んでしまう、本物のバウムクーヘンだけが持つ風味豊かで自然な美味しさをぜひお試しください。

商品ラインナップ

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きの輪-プレーン

本場ドイツのレシピに基づき、基本の美味しさを追求した完全無添加バウムクーヘン。

きの輪-カカオ

ベルギー産の材料をふんだんに使用した重厚な味わい。もちろん無添加。

BRAND STORY

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きの輪ができるまで

 

縁あってバウムクーヘンの製造に携わるようになり、仕事として日々真剣に取り組み続ける中、経験を重ねるほど、研究するほど、考えることが止まらなくなりました。「おいしい」バウムクーヘンとは何だろう?「おいしい」の基準は何だろう?そもそも「おいしさ」に「基準」なんてあるのだろうか?なぜこの材料を使うのだろうか?なぜこの配合をこのように仕込むのだろうか?考えました。

そして伝統的なバウムクーヘンの基本的な配合と自分が作っているバウムクーヘンの配合を比べた時、自分が作っているバウムクーヘンは、乳化剤、膨張剤、ショートニング、香料など色々な力を借りていました。これは本当になくてはならないものなのかと改めて考えました。これらの力を借りないとバウムクーヘンは作れないものなのだろうかと疑問が湧きました。

 

そこで、バウムクーヘンとして成立する素材のみでオリジナルのバウムクーヘンが作れないかと考え、そこから試行錯誤が始まりました。初めて「きの輪」の原型となるバウムクーヘンを焼こうとオーブンに向き合ったとき、誇張ではなく手が震えて足がすくみました。

乳化剤を使わないと生地がすぐに分離して上手く焼けないのでは、膨張剤を使わないと生地が膨らまないのでは、低甘味料を使わないで砂糖だけでは甘すぎるのでは、バターと生クリームだけでは食感が硬くなるのでは、人工香料を使わないと香りが弱いのでは、そんな不安が頭の中を渦巻きました。

それでもどうにか焼成を終え、翌日に安定した生地をカットして口に入れた時、これが正解なんだと強く思いました。美味しかった。この方向に進むことを決心しました。派手さはありません。それでもこの自然な美味しさはきの輪を口に運んだ人にきっと届くはずです。

 

IB GOOD Co.,Ltd代表 池田 統智

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工房紹介

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群馬県のほぼ中央に位置する赤城山のふもと、豊かな自然に囲まれた工房で、きの輪は焼かれています。広い裾野をなす赤城山の高原台地には多くの牧場があり養鶏も盛ん。また「粉もの」の食文化でも有名な群馬県は、良質な小麦の一大産地でもあります。きの輪には赤城高原でとれた新鮮な卵と、群馬県産の小麦を使用しています。